価値観が変わりました。手磨き歯ブラシ一筋の自分が、初めて電動歯ブラシを使ってみた

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Photo: 小野寺しんいち

これまでの人生、手磨き歯ブラシで通してきた筆者。しかしこの前、驚きのデータを知りました。

手磨きでは、約50%も歯垢が残ってしまう。

※:プラークスコアにおいて。歯表面のエリアごとに歯垢を分析し測定する方法によると、手磨きによって歯垢は、平均42%減少する。

歯磨きを怠ると、虫歯や歯周病になるだけではなく、さらに重篤な病気を引き起こす原因にもなってしまいます。

そろそろ歯磨きとちゃんと向き合おう。そんな思いで見直してみたのが、電動歯ブラシという選択肢です。

初心者向け電動歯ブラシ、オーラルB iO2を使ってみた

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Photo: 小野寺しんいち

今回は、先日Oral-B by Braunから発売されたばかりの、「オーラルB iO2」という電動歯ブラシを、2週間使ってみた体験レポートです。

「オーラルB iO」は、Oral-B by Braunが手がける電動歯ブラシのシリーズです。医療機関の臨床試験で、手磨きの約2倍の歯垢除去力を証明しているとのこと(※)。

※:アルティメイトクリーンを搭載したオーラルBシリーズと手磨きブラシを比較した医療機関テストに基づく。

これまで多くの高性能電動歯ブラシを展開してきたOral-B by Braunですが、今回のモデルは超エントリーモデル。機能を最低限に絞った、自分のような電動歯ブラシ初心者向けの商品です。

まず初日。どんなものかと使ってみての第一印象。全然ゴシゴシ手を動かしていないのに、めちゃくちゃ歯がツルツルになる...!

振動するブラシを、歯一本いっぽんに当てながら磨く

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Photo: 小野寺しんいち

そもそも電動ブラシを使ってどんな風に磨くかというと、電源をつけてブラシを回転させたら、ブラシ部分を歯の上に置いていく感じ。ブラシが自ら振動してくれるので、手でゴシゴシと動かす必要はありません。

鏡の前で口の中を確認しながら、ブラシを当てる歯を一つひとつずらしていく感じです。歯の横、歯の上、歯の裏など、磨き忘れないがように動かしていきます。

独立回転式の丸型ブラシだから、届きにくい場所も磨いてくれる

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Photo: 小野寺しんいち
変えブラシ

これ助かる!と思ったのは、手磨きでは届かない、あるいは磨きにくい場所も磨けるところです。丸型のブラシが独立して回転することで磨けるようになるんです。

たとえば、手磨きブラシだと入らない奥歯の裏。奥歯を丸型ブラシで包み込むように配置すれば、回転して磨いてくれるんです。

また、ブラシを縦にして一生懸命磨くような感じになる前歯の裏。電動歯ブラシであれば、変な体制にならずに磨けるわけです。

磨きの楽さで、毎日の歯磨きが苦にならない

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Photo: 小野寺しんいち

もう一つ、電動歯ブラシに変えてわかったことですが、手磨きって結構疲れる作業だったんだなということです。

シャカシャカシャカと手を前後に動かして磨く運動は、意外と腕の力を使います。電動歯ブラシでは、ブラシを当てる位置を変えるだけで磨きは自動。圧倒的に楽なんです。

就寝前の、歯磨きめんどくさいなぁ、という気持ち。あれは、歯磨きのしんどさからから来ていたんだなと。実際2週間の中で、電動歯ブラシを使った歯磨きが疲れると思ったことはありませんでした。

iO2は特に、ヘッドをつけて、スイッチを押すだけで使える超簡単な機器。できることも磨くことだけに絞られているので、そのシンプルさも楽に磨けることに繋がっています。

押し付け防止センサーは見にくい時も

ただ使いながら、イマイチだなと思った機能もありました。

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Photo: 小野寺しんいち

それが、押し付け防止センサー。ブラシ圧が強いと、赤く光って知らせてくれる機能です。

口内を痛めない素晴らしい機能なのですが、赤い光が見辛い。ライトがブラシと同じ向きに配置されているので、ブラシを下に向けるとライトが見えません。下の歯を磨いているときには見えなくなるのです。

でもこれ、機能を最低限に絞ったiO2だから仕方ないことで、他機種ではリング状のライトが歯ブラシを囲うように付けられていて、360度どこからでも視認できるような設計になっています。こうした機能を求めるなら、上位機種を検討するのが良いかもしれません。

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Photo: 小野寺しんいち
iOシリーズ

1度だけ、手磨きに浮気した日もありました…しかし

使用した2週間の中で、1日ものすごい眠い日がありました。というか、寝落ちしまして、途中で起きて、あー歯磨きしなきゃなー、めんどくさいなぁという日があったんです。この日は、もういいや、手磨きでやっちゃおうってなってしまいました。

これ何でかというと、電動歯ブラシの磨きは時間がかかると感じたからです。

確かに電動歯ブラシで磨くと、歯一つひとつにブラシを当てていくので時間がかかる。それで、早く済ませられそうな手磨きに走ったわけですが、これ裏を返すと、複数の歯をまとめて磨ける手磨きは、磨いた気にはなれるのですが、かなり大雑把になりやすいということ。

電動はその仕様上、しっかりと磨けるんだと思わされたエピソードにもなりました。

"磨けた感"、は電動歯ブラシでも得られるのか

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Photo: 小野寺しんいち

最後に、"磨けた感"について。自分は、ゴシゴシ圧力をかけられて、磨けた感じがする手磨き特有の感覚を、歯磨きにおいて結構重要視していました。電動歯ブラシにも磨けた感は、あるんだろうか。

それが、感じられたんです!というか、自分にとって磨いた感を得られるかは、ゴシゴシ押し当てて磨けたかというより、磨き終わった後にどれだけ満足感を得られるか、だったといいことがわかりました。

電動歯ブラシでは、丁寧に歯を一本いっぽん磨きます。そのおかげで終わった後に、やたらと充実感があるのです。

そして、疲れないのがいい。これまで歯磨きは、めんどくさい1日の締め作業でしたが、苦にならない。むしろなんだか1日の汚れをしっかり落とせる楽しささえあるイベントになりました。

電動歯ブラシって、これまで全く検討もしなかった選択肢なんですが、使ってみると、その魅力を実感しました。特にオーラルB iO2は、初心者用の設計なので何より楽。これからドラッグストアなどでも簡単に購入できるようになるそうです。

自分のように手磨き一筋の方にこそ、ぜひ一度検討してみてほしいアイテムです。歯磨きの価値観、変わりますよ!

Source: Oral-B by Braun

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