これアクションカメラ?いいえ、Pixel 9 Pro / XLのインカメラです
画質的にもアウトカメラで撮ったものと変わらないよ。
Pixel 9シリーズの背面カメラは、実はPixel 8シリーズの頃からあまり進化はしていません(ハードウェア的には)。
ベースモデルのPixel 9は超広角カメラの画素数が12MP→48MPにアップしましたが、Pro / Pro XLモデルは8シリーズから据え置きです。
ではProモデルのカメラはどこが変わったのか。実はインカメラがめちゃくちゃ進化しています。
解像度は10.5MP→48MPに、画角は95度→103度に向上しました。ここまで高解像なセルフィーができるスマホ、無いです。
静止画と動画でインカメラ性能をチェック
というわけで、Pixel 9とPixel 9 Pro XLのインカメラ性能を試してきました。それぞれのスペックは以下のような感じです。
Pixel 9…10.5MP、画角95度、f2.2、オートフォーカス対応
Pixel 9 Pro XL…48MP、画角103度、f2.2、オートフォーカス対応
どちらもオートフォーカスに対応したので、セルフィー時のピントも合いやすくなりました。また、インカメラの画角も通常とややクロップしたものと2種類が選択可能です。
インカメラを起動すると自動的に選択される画角(1倍)がコレで…。
選択で選べる画角(0.7倍)がコレ。デフォルトよりも引いた画になり、アクションカム的なダイナミックな写真になりますね。GoProで自撮りする感覚に近いかも?
Pixel 9とPixel 9 Pro XLとの画質・画角比較もしていきましょう。
下の2枚、Pixel 9 Pro XLの方が広角になっているのがわかりますね。画質の面でもPixel 9 Pro XLの方が精細で、顔や服のシワに立体感を感じます。
Proのインカメラなら使ってみたいと思った
アクションカムで自撮りしたようなダイナミックなビジュアルが、スマホでできる。これがやってみると面白くて、セルフィーに抵抗があった僕でも素直に楽しめました。広い画角はライブ配信やオンライン会議でも便利でしょうし、ここをアップデートしてくるのはトレンド的にも合ってるのかも。
せっかくなのでアクションカムっぽい感じで自撮りしながら動いてみました。ブレもよく抑えられてるし、Pixel 9はアクションカムだったかもしれねぇ。
Photo: ギズモード・ジャパン編集部
08/24 19:00
GIZMODO