折りたたみMacBookのうわさ&リリースまでのスケジュール最新版

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Photo: Angel Fajardo / Kyle Barr / Gizmodo via Gizmodo US

とりあえず、早く見せて!

Apple関連のニュースはいつも2年先、3年先の話題が多いものですが、最新のハードウェアについてもなかなか興味深い話題で盛り上がってますよ。

折りたたみデバイスの登場は2027年以降?

数カ月前から、ティム・クック氏率いるAppleが「20インチの折りたたみ式iPadやMacBookを開発しているらしい」という噂で盛り上がってますね。当初、発売予定は2026年だと言われていましたが、最新情報によると、折りたたみ式MacBookの登場は2027年か2028年以降になりそうです。

噂の出どころは、Appleサプライチェーンアナリストのミンチー・クオ氏。クオ氏は数日前、「生産の遅れによってリリースが2027年末か2028年初頭までずれ込む」とツイートしています。彼も当初、「折りたたみ式MacBookは2026年に登場する」とほのめかしていましたね。

もしかして2025年に来る?って期待していた人もいるかもしれませんが、それはせっかちさんかも。さらに同氏は「この折りたたみ式MacBookを折りたたみ式iPadと呼ぶ人がいるからかも」とも投稿しています。

折り目なしの大型折りたたみ式デバイス?

最新の折りたたみ式デバイス最大の難点は、スクリーンの中央に折り目が入ってしまう事。メーカー各社はそこで頭を悩ませているわけですが、なんと今回Appleから出される噂の新製品ではその折り目をなくそうとしているようです。

一時期、大型の20.25インチ版が採用されるという報道もありましたが、クオ氏によると、どうやら19インチほどの折りたたみ式が有力とのこと。Apple関連の噂といえばマーク・ガーマン氏ですが、彼もクオ氏の情報をチェックして「大型の折りたたみiPadは早くても2027年か2028年まで登場しない」としています。

ガーマン氏の情報元によると、新型デバイスはタブレットで、2026年の登場が噂されるロボアーム付きiPadに近いものではないか、とのこと。

大型ならやっぱりiPadよりMacBook希望

iPadとMacBookには歴然とした差があるので、どちらの名が冠されるかは、とっても重要。たとえiPadOS 18を搭載していたとしても、iPadは最新版macOSよりも大幅に機能に制限がありますから。最新のiPad ProiPad Airは楽しいかもしれませんが、やはりマルチタスクをこなすのはちょっとむずかしい。これだけの大画面なら、やっぱりiPadよりmacOSの方が適しているはずですね。

これまで、我々が散々声をあげてきたにもかかわらず、AppleのPCとタブレットのエコシステムは切り離されたままでした。折りたたみ式PCにも意欲的ですし、Appleはソフトウェア以外の領域も攻めてる感じがしますね!

これまでの折りたたみデバイスは、一長一短。

HP Spectre FoldLenovo Thinkpad X1 Fold 16といった折りたたみ式のWindows PCは、スリムなフォームであるがゆえにスピードやパワーの面で悩みを抱えていました。ちなみにThinkpadは13インチとかなり小型でしたが、Spectre Foldは17インチとビッグサイズ。

折りたたみ式PCのコンセプトは、ノートPCとしても使えるし、広げてタブレットやモニターとして使える、というのが魅力です。Spectreはモニターとしては使えても、タブレットとしてはちょっと大きすぎて、よほど手の大きな人を除けば扱いにくいのが玉にキズでした。

18.8インチの折りたたみ式MacBookは、ガーマン氏が言うように「巨大」なので、かなり薄く軽くする必要がありますが、バッテリーもある程度の容量は必要でしょうから、これを両立するのはなかなか大変。

クオ氏は以前、折りたたみ式MacBookはM5チップ対応になるだろう、と主張していました。現行の仕様はM4で、今年末までにM4のMacBookを目にすることになるかもしれません。このペースで新型のチップが出るなら、2027年までにはM6か、あるいはM7が登場することになるかも。

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