最新iOSとMacOSなら、邪魔な広告ポップアップを非表示にできる

iOS-18-Safari-Distraction-Contro-1

Photo: Kyle Barr - Gizmodo US

魔法みたいに綺麗に消えていく!

最近、ネット中がポップアップや広告で溢れかえっているような気がしませんか?

「クッキーを受け入れますか?」のポップアップにも飽き飽きしている方に朗報です。最新のmacOS Sequoiaと、iOS 18ベータ版のSafariでは、ポップアップ、動画プレーヤー、クッキーの許可など、ウェブサイトの特定の部分を消してくれる新機能「Distraction Control」が追加されるそうです。

自分で消したい部分を設定

有効化はとっても簡単。URLバーの左にあるページアイコンをタップし、「Hide Distracting Items(気を散らすアイテムを隠す)」を選択するだけです。隠された項目をすべて表示し直すオプションもあります。

この未発表の機能に最初に気づいたのはMacRumors。Safariは既に最新のiOSとMacベータ版でUIの改善いくつか行なっていて、ピクチャーインピクチャーモードでプレーヤー外で動画を再生する機能もあります。Appleのブラウザには、すでにページ上のほとんどの広告やポップアップを削除するリーダーモードがありますが、WWDC以前から広告削除ツールの噂はあったんです。

GIF: Kyle Barr - Gizmodo US

アニメの魔法みたいに消えていく!

クッキーの受け入れ確認、ポップアップ広告、動画プレーヤーでいっぱいのページを開いてみると、Safariが何を消してくれるのかがよくにわかります。

ポップアップがアニメーションで消えていってくれます。米Gizmodoの自社サイトでこれを試してみると、テキストと並んだ広告やページ上部に表示される広告など、ページに表示されるほぼすべての広告を消せました。また、New York Timesのウェブサイトで購読登録を促すポップアップも削除できました。

注意したいのは、これはページ上の広告を完全に削除するわけではないということ。現在の構成から広告を消し去ってくれはしますが、ページをリロードしたり、ページ内のリンクをたどったりすると、同じページ要素がまた表示されます。Safariは設定を保存しないので、そもそも広告全部見たくない!という場合は、広告ブロッカーを使うのが一番良いチョイスかもしれません。

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