またですか…テスラのサイバートラック、ワイパー不具合でリコール

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Image: RinatSh / Shutterstock.com

電気自動車Tesla(テスラ)のサイバートラックにリコールがかかっています。フロントガラスのワイパーに関する不具合で、1万1000台強に影響。

問題続き、むしろ問題しかない?

話題に事欠かないと言えばその通りですが、問題が立て続けに発生しまくっているサイバートラック。世界の終わりや火星での使用をイメージして作られたわりに、雪や砂に弱かったり。水にすら弱くて洗車機通ると電気系統やられちゃったり。一方で、ゴツい見た目通り、ドライバーの足を切ってみたりにんじんを砕いてみたり。とにかくなにかしら問題が報告され、それがネタになるのがサイバートラックの日常です。

サイバートラックのドアには注意しよう。足をケガする可能性

発売から2度目の物理リコール

6月19日、米国運輸省(NHTSA)がサイバートラック1万1688台をリコール。フロントガラスのワイパーのモーターの不具合で、ゲートキーパー部品の過度に電気負荷がかかり、機能しなくなる恐れがあるとのこと。

リコール対象車は、2023年11月13日から今年6月6日までに製造されたサイバートラック。出荷が去年の11月末なので、ほぼすべてのサイバートラックが対象と思ってよし。日本でサイバートラックを所有している人はまだほとんどいないと思いますが、8月18日からリコールについてTeslaから、所有者へ詳細に関して連絡を始める予定。

サイバートラックは、今年4月にアクセルペダルの不具合でリコールがかかったばかり。アクセルペダル、ワイパーと物理的に修理が必要なリコールは2回ですが、ソフトウェア側対応のリコールもありました。

デカワイパーは1本勝負

既存の車とは一線を画すデザインがサイバートラックの魅力ですが、ワイパーもサイバートラックらしいデカさ。2つペアではなく、デカいやつ1本で機能します。ゆえに、モーター不具合で1つだめになれば即終了。雨の日の視界に影響してしまいます。

ここまで日常的に問題発生していると、多少のことは右から左に受け流して対応できるメンタルがないと、サイバートラックのオーナーは務まらないのかも…。

イーロンが嫌いでも、サイバートラックにラクガキしてはいけません

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