売れ残ってる? テスラの駐車場の衛星画像に大量の新車の姿

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Image: Jonathan Weiss / Shutterstock.com

イーロン・マスク氏率いる電気自動車Tesla。Teslaの車にどんなイメージがありますか?

高級車? 時代の最先端をいくエッジィな車? サイバートラックなら世紀末?

常に納車待ちで手に入りにくい車という印象を持つ人もいるかと思います。が、実はそうでもねーぞ?って話です。

衛星画像で比較

テキサス州はオースティンに本社を構えるTesla。ネタ元のSherwood Newsが、Teslaの駐車場を上からウォッチ。駐車場はどんどん拡大されており、そこには売れ残りのTesla車がどんどん…どんどん…。

Sherwood Newsが比較したのは、2023年10月の画像と、その5カ月後の今年3月の画像。その違いは明らか。確かに駐車場が埋まっていっています。

衛星画像を撮影したのは、衛星画像ファームのSkyFi。

決算報告通り

駐車場を空から見た画像となるとスパイのようですが、実は衛星画像を見るまでもなく決算報告でこれは明らか。

4月に発表されたTeslaの第1四半期決算では、売上台数よりも製造台数の方が圧倒的に多かったことが明かされています。実に製造台数の方が、売上台数よりも4万7000台多かったのです。つまり、在庫抱えて当然の状態。納車台数は昨年比8.5%減で、2020年以来減少するのは初めて。

Sherwood Newsいわく、衛星画像に映ったTesla車は、納車が決まる(売れる)までずっとそこにいるそうです。また、ミズーリ州のセントルイスにある大型ショッピングモールには、余剰Tesla車がパーキングされているという報道もあり、SkiFiの衛星画像では今年5月時点で500台ほどが駐車されていたとのこと。

明日、6月13日に開催されるTeslaの株主総会では、マスク氏の超高額報酬について投票が行われる予定。が、Tesla在庫にサイバートラック問題と、白熱しそうな話題はほかにも山盛りですね。

Source: Sherwood News

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