iPhoneにAI音声の文字起こし機能と要約機能が追加される?

shutterstock_1397307092

Image: Aleksey H / Shutterstock.com

ライター業のみなさんお待ちかねの機能!

製品発表会やインタビューの際、iPhoneの「ボイスメモ」アプリを利用しているんですが、たった20分の録音であっても、文字起こしするのに倍以上の時間がかかります。そんな苦悩を解決してくれるニュースが!iPhoneの「ボイスメモ」と「メモ」アプリにAIを活用した新機能が搭載され、ボイスメモの文字起こしと要約ができるようになるAppleInsiderが報じています。

文字起こしと要約ができる

AppleInsiderの報道によると、録音したボイスメモの完全な文字起こしをメモで確認できるようになるとのこと。AIによる要約機能も搭載され、講義、ミーティング、パネルディスカッションなどの録音を要約したメモを作成できるとのことです。これは仕事効率が爆上がりしそうな機能です。

この新機能はiOS 18の一部として実装され、2024年後半にリリースされる予定。iOSリリース後には、macOS 15とiPadOS 18でも同様の機能が利用可能になるとみられています。現在「ボイスメモ」アプリで録音波形を表示しているエリアが、ライブ字幕表示画面に置き換わるそうです。「メモ」アプリには新しく「スピーチバブル」ボタンが追加され、タップすると録音内容の文字起こしを確認できるように。

正確さは未知数

すごく便利な機能ですが、どの程度正確にやってくれるのかにもよりますね。詰まるところ、AIによる機能は完璧とは言えません。例えば方言の違いで文字起こしの精度が変わるかもしれませんし。また、音量や部屋の環境なども影響するかもしれませんね。英語のみの機能みたいなので、将来的には他言語、日本語にも対応してほしいところです。

将来的にスマートフォンがこの機能をデフォルトで装備することになると、文字起こしの専用デバイスは消えていってしまうでしょう。例えばTeenage Engineeringはボイスメモに特化したICレコーダー「TP-7」をリリースしています。BluetoothまたはUSBケーブル経由でiPhoneと接続し、専用のiOSアプリで文字起こしも可能で、今後はボイスメモの要約もできるようになると謳っていますが、Apple(アップル)がこの機能をリリースするのであれば、専用デバイスは不要になってしまいますよね。

Google Pixelで自動字幕起こしする方法

ジャンルで探す