まるでアート。ブライアン・イーノ制作の妖しく光るレコードプレーヤー

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Photo: ©Paul Stolper, Luke Walker

1970年代にグラムロックバンド「ロキシー・ミュージック」のメンバーとしてデビューし、その後アンビエントミュージックというジャンルを確立した実験音楽家のブライアン・イーノ。ミュージシャンやプロデューサーとして活躍し、さらにはWindows 95の懐かしき起動音の生みの親でもあります。また、インスタレーション作品を制作するビジュアルアーティストとしての顔もあります。

そんな多方面で活躍する音楽界の重鎮が、「Turntable II」というレコードプレーヤーをプロデュースしました。

カラフルに光るLEDライト

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Photo: ©Paul Stolper, Luke Walker

このTurntable IIの最大のポイントは、画像を見てもわかる通り、レコードプレーヤーそのものが妖しげなネオンのように光ることでしょう。

筐体とターンテーブルがアクリル製のLEDライトとなっており、それぞれが独立して異なる色で発光するように作られています。

Hypebeastによれば、このLEDライトは夕日を思わせるオレンジと赤、ナイトクラブを思わせるようなピンクや緑へと色が変化していきます。段階的に色が変わっていくことでさまざまなパターンの色合いになるとのこと。

こうしたプロセスを、イーノ自身は「カラースケープ」と呼び、変化のパターンと速度はすべてプログラムによって制御されているといいます。さらにゆっくりとランダムに色が変化していく、という点もアンビエントやミニマルミュージック領域を代表するブライアン・イーノらしさが出ていてなんだかうれしくなります。

ブライアン・イーノ作品であること最大の価値かも

Turntable IIのリリースに際して、ブライアン・イーノは「レコードを再生したり音楽を聴いていないとき、(Turntable IIは)ひとつの立体芸術作品となります。」と語っています。

つまりレコードプレーヤーとしてだけでなく、視覚芸術体験としてTurntable IIを捉えているということですね。光と音、視覚と聴覚という芸術体験を追求し続けるブライアン・イーノならではの哲学も感じられて素晴らしいと思えます。

さて、気になる価格ですが、お値段なんと2,500ドル(約370万円)です。個人的にブライアン・イーノのファンですし、LEDのライティングもいいなあとは思いますが、この値段にはさすがにびっくりしましたね。

Turntable IIは「ブライアン・イーノの芸術作品のひとつである」ということが最大のポイントであり価値なのではないでしょうか。そう考えると、この値段にも納得…だと思います。たぶん。

こちらのレコードプレーヤーは、2月13日より150台限定で販売が開始されますよ。

1台でみんな振り向くDJしようぜ。このモバイルなターンテーブルで

source: Paul Stolper Gallery, Hypebeast

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