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最新USB充電器、アポロ11号ガイドコンピューターに肩を並べる

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Image: Wikimedia, Wikimedia, Anker

テクノロジーの進歩はすごい

50年以上前に人を月に運んだアポロ11号のガイドコンピューターは、我々がいま普段使うデバイスと比べるとそれは原始的でした。そしてApple(アップル)の開発者がそのスペックを解析したところ、最新のUSB充電器でさえ処理能力では上回っていることが判明したのです。

元Occipital、そして元AppleソフトウェアデベロッパーのForrest Heller(フォレスト・ヘラー)氏は、Google Pixelの18W充電器、Huaweiの40W充電器、Anker PowerPort Atom PD2充電器の処理能力、メモリ容量、ストレージ容量をアポロ11号のガイドコンピュター「AGC」と比較しました。

50年前に作られたAGCは、アポロ11号の誘導/後方システムを制御/自動化するためにNASAが開発しました。コンピューターが巨大な部屋ほどのサイズだった時代に、長さ数フィートの箱に入ったAGCは集積化された最新のコンピューターだったのです。これは市販のプロセッサではなく、5600個の電子ゲートを備え、1024MHzで駆動することで毎秒4万回近くの計算が可能でした。

一方、Anker PowerPort Atom PD2には48MHzで駆動するCypress CYPD4225プロセッサが搭載されており、AGCの倍のRAM、ほぼ倍のストレージが搭載されています。これが直接ロケットの打ち上げミッションに使えるかどうかは不明ですが、Heller氏はAnkerのUSB充電器が4個もあれば、宇宙飛行士の月面着陸ミッションも可能だろうと予測しているのです。

とはいえ、ロケットに搭載されるコンピューターは強烈なG(重力加速度)や放射線など、地上とはまったく異なる環境で動作することになります。たとえ十分な計算能力があったとしても、ロケット打ち上げという過酷なミッションを生き延びられるという保証はありません。想像するのは面白いですけどね。

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