ディスプレイ付きケースのJBL TOUR PRO、3になって何が変わった?

タッチパネルを搭載した斬新な充電ケースと、完全ワイヤレスイヤホンとしての完成度の高さから、瞬く間に人気となったJBLの「JBL TOUR PRO 2」。

オーディオ好きを唸らせ、今でも多くのユーザーに支持されているフラッグシップモデルに、待望の後継機となる「JBL TOUR PRO 3(ツアープロ 3)」(4万2900円)が登場! 10月3日の発売を前に、前作からの進化ポイントや新機能などを紹介します!

音質面でまず注目すべきは、JBL初のデュアルドライバーを搭載しているという点。10mm径ダイナミックドライバーとバランスドアーマチュアドライバーが、それぞれ得意な音域を受け持つことで、深みのある低音からバランスのとれた中音域、そして伸びやかな高音域を再生し、絶妙にまとめています。デュアルドライバーになってもJBLらしいダイナミックな音質は健在です。

BluetoothコーデックがSBCとAACだけでなく、ハイレゾ再生が可能なLDACに対応したのもユーザーにとってはうれしいポイント。さらに今後は低遅延かつ高音質のLC3にも対応予定とのこと。

さらに音質においては、好きな音楽の傾向や個人の聴力に合わせてサウンドを最適化してくれるカスタマイズ機能の「Personi-Fi3.0」や空間オーディオにも対応。

チップセットの進化によって空間オーディオはより臨場感がアップ。頭の向きに合わせて音の方向も変わるヘッドトラッキング機能を新たに追加したことで、今まで以上に映画や音楽に没入することができます。

ノイズキャンセリング機能は、装着している人の耳(外耳道)の形や装着状態に合わせて最適化し、周囲の環境に合わせてレベルを調整する、新リアルタイム補正機能付ハイブリッドノイズキャンセリング2.0を搭載。JBL初のフォームイヤーチップも付属し、より高い密着感と遮音性でノイズを低減します。

新たに加わった機能で見逃せないのが、充電ケースのトランスミッター機能。Bluetooth接続ができないデバイスでも、付属のUSB Type-C to CケーブルやUSB Type-C to アナログ3.5mmケーブルを使って充電ケースと接続すれば、イヤホンとワイヤレス接続ができるように。

この機能を使えば、飛行機の機内コンテンツを完全ワイヤレスイヤホンで楽しむことや、iPhoneとイヤホンを高音質コーデックで接続することも可能です。

さらに、AURACAST(オーラキャスト)にも対応しているので、トランスミッター機能との組み合わせによって、家族や友だちなど複数人で音楽や動画の音声を共有することも。例えばテレビと充電ケースを接続して、ワイヤレスイヤホンやヘッドホンを使って家族で映画を観たり、友だちと一緒にゲームを楽しんだり、エンタメの幅がグッと広がります。

その他にも、AIノイズ低減アルゴリズムを採用した高品質通話、会話をしやすい外音取り込みのスマートトーク機能、IP55の防塵防水機能(イヤホンのみ)、マルチポイントなどの機能が充実!

前作よりも約29%広くなった充電ケースのタッチパネルは、マルチポイントのコントロールやAURACASTの接続など、スマホを出さないでも様々な操作ができるなど、より便利になりました。

イヤホンの連続再生時間は、イヤホン単体で約11時間(ANCオン時は約8時間)、充電ケース併用で約44時間(ANCオン時は約32時間)となっており、10分で約3時間の再生が可能な急速充電に対応。

本体カラーはシックなブラックと、肌馴染みのよいラテの2カラー展開となっています。

音質やノイキャン、機能性など、どこをとっても優等生といえるJBLの新フラグシップモデル。完全ワイヤレスイヤホンとしては高額な部類に入りますが、そのパフォーマンスの高さは折り紙付きです。

>> JBL

<文/&GP>

 

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