新型コロナ 最新の感染状況や対応は

四季報編集長が解説「最新号でわかった好調業種」

東洋経済新報社の記者・編集者が、SBI証券のチーフストラテジストの北野一氏とともにマーケットを展望する月1回の動画連載「Monthly TREND REPORT」。第20回後編のテーマは、「会社四季報2021年夏号から読み解く企業業績の動向」について。東洋経済新報社の山本直樹『会社四季報』編集長が解説します(詳しくは動画をご覧ください)。
前編:世界のコロナ感染ピークアウトなら「金利上昇?」

『会社四季報』は約3800社の全上場企業について今期、来期業績を独自に予想している。6月18日発売の2021年3集・夏号は上場企業の約7割を占める3月期決算企業の本決算後に記者が取材、執筆した。

今期予想を集計すると全産業ベースの売上高は5.8%増、営業利益は12.5%増と、コロナ影響が徐々に緩和されるに伴い増収増益となる見通しだ。

『会社四季報』編集長の山本直樹氏は「製造業は自動車産業の復調を受けて輸送用機器が大幅増益となるほか、需要が戻る鉄鋼もV字回復が見込まれる。非製造業では人の動きが戻り始めることで鉄道各社を含む陸運業が黒字転換する見通し」だという。

ただ、前期はソフトバンクグループの営業利益がファンドの投資先の評価益が大きく膨らんだために8兆1324億円に達しており、「予想集計はソフトバンクグループを除いたほうが実態に則している」ようだ。

また、今期業績をみるうえで気がかりなのは原材料費の高騰だという。「コロナ禍からの需要回復が想定通り進まない場合は、原材料高が今期業績の重しとなる可能性がありそうだ」とのこと。詳しくは動画をご覧いただきたい。

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