「ボージョレ・ヌーボー」、来月21日の解禁を前に日本到着…輸入元「例年にないフレッシュさ」

 今年のフランス産新酒ワイン「ボージョレ・ヌーボー」が福岡空港(福岡市博多区)に到着し、25日、税関輸入検査が行われた。販売が解禁される来月21日から各地の店頭に並ぶ。

今年のボージョレ・ヌーボーを検査する税関の審査官(福岡市博多区で)

 検査されたのは「ジョルジュ デュブッフ」のボトル2640本で、フランスから香港を経由し、23日に福岡空港国際線に届いた。25日は、門司税関福岡空港税関支署の審査官2人が、貨物エリアの税関検査場で、ワイン瓶のラベルに表示された原産国や容量が申告通りかどうかなどを確認していた。

 輸入元のサントリーホールディングス(東京)によると、今年は初夏に雨が多かったが、8月は暑くて乾燥し、収穫時の9月は気候が穏やかだったことから、ぶどうが完熟したという。担当者は「例年にないフレッシュさがあり、果実味が口の中で力強くはつらつと弾むような味わいに仕上がった」と話していた。

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