スバルが本格ハイブリッドシステム搭載SUVの先行予約開始…燃費2割向上、航続距離1・5倍に

 SUBARU(スバル)は17日、ハイブリッドシステムの性能を大幅に向上させたスポーツ用多目的車(SUV)「クロストレック」の先行予約を始めた。現行車種と比べて燃費が約2割向上した。価格は12月に公表予定。

スバル初の本格的なハイブリッドシステムを搭載したクロストレック

 加速時の補助に加えてモーターだけでの走行もできる「ストロングハイブリッド」と呼ばれるシステムを採用した。資本提携を結ぶトヨタ自動車の技術と、スバル独自のエンジンを組み合わせた。

 航続距離は従来のハイブリッド車(HV)と比べて1・5倍に伸び、満タンにすれば1000キロ・メートル以上走れる。主力の米国市場への投入も検討する。今後はSUV「フォレスター」などにも新システムを搭載し、HVの販売を強化する。

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