8月の実質賃金が3か月ぶりマイナス、前年同月比で0・6%減少

厚生労働省

 厚生労働省は8日午前、8月の毎月勤労統計調査(速報)を発表した。物価の影響を考慮した労働者1人当たりの実質賃金は前年同月比で0・6%減少し、3か月ぶりにマイナスに転じた。前月までは夏のボーナスの大幅な増加が名目賃金である現金給与総額を押し上げたが、8月はボーナスを支払う事業所が少ないことが影響した。

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