日経平均株価の終値は216円高の3万7940円、4営業日続伸…米経済の悪化懸念薄れ

 連休明け24日の東京株式市場で、日経平均株価(225種)の終値は、前週末比216円68銭高の3万7940円59銭と、4営業日続伸した。一時は700円超上昇し、約3週間ぶりに3万8000円台を回復する時間帯もあった。

東京証券取引所

 米連邦準備制度理事会(FRB)が18日に大幅な利下げを決めて、米国経済の悪化懸念が薄れたことなどから、東京市場では幅広い銘柄が買われた。電機や機械などの輸出関連株は、外国為替市場で円相場が円安・ドル高方向に進んだことを背景に上昇した。

 市場では「円高が進むとの懸念は後退した。今後は日米の政治イベントに注目する流れとなりそうだ」との見方があった。

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