8月の訪日外国人客数、半年ぶりに300万人下回る…それでも8月では過去最高
日本政府観光局が18日発表した8月の訪日外国人客数(推計値)は、コロナ禍前の2019年同月比16・4%増の293万3000人で半年ぶりに300万人を下回った。ただ、8月としては過去最高で、訪日客増加の勢いは続いている。
国・地域別では、中国が25・5%減の74万5800人と最多で、韓国が98・3%増の61万2100人と続いた。19年8月の韓国からの訪日客は、日韓関係の悪化で少なかった。
8月は例年、台風の影響で航空便の欠航が多くなるほか、各国でも長期休暇の後半で家族と過ごす人が増えるため、訪日客が少なくなる傾向にあるという。
09/18 16:22
読売新聞