日経平均終値、史上最高値を更新する4万913円…TOPIX終値も史上最高値

 4日の東京株式市場で、日経平均株価(225種)の終値は、前日比332円89銭高の4万913円65銭で、史上最高値を更新した。更新は今年3月22日(4万888円43銭)以来、3か月ぶり。同日の取引時間中の最高値(4万1087円75銭)は更新しなかった。

東京証券取引所

 東証株価指数(TOPIX)の終値は、前日比26・29ポイント高い2898・47で、史上最高値を更新した。バブル景気の1989年12月18日に記録した2884・80を34年7か月ぶりに上回った。一時2900ポイントをつけて、同日の取引時間中の最高値(2886・50)も超えた。

 TOPIXは、東証プライム上場企業を中心とした約2100社で構成する。

 4日の東京市場は、前日の米国市場でハイテク株が上昇したのを受け、半導体関連株で買いが先行した。円相場が円安・ドル高基調で、海外事業の業績が押し上げられる自動車や機械、海運銘柄が値上がりした。

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