羽田空港カウンターに翻訳ディスプレー、JALとTOPPANが実験…英語や中国語など13言語

 日本航空とTOPPANは2日、羽田空港のカウンターで、翻訳機能を搭載した透明なディスプレーを活用する実証実験を始めた。乗客と空港職員が口頭でやりとりすると、ディスプレーに英語や中国語など13言語に翻訳して映し出される。

日本航空が実証実験で導入した翻訳機能付きのディスプレー。外国人や耳の聞こえにくい人とのやりとりで活用する(2日、羽田空港で)

 実証実験は8日まで実施する。全国の空港では訪日客の急増で外国語での対応が増えており、8月下旬には大阪(伊丹)空港でも実証を行い、効果や課題を確かめた上で、本格導入を検討する方針だ。

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