レトロすぎるムーンフェイズの「顔」がおもしろい! ラインナップ拡充のスピードがすごい「ミレジム」新作の魅力とは
スイス高級時計ブランド「レイモンド ウェイル」から、ジュネーブ・ウォッチメイキング・グランプリ(GPHG)2023のチャレンジ部門を受賞した、「ミレジム」のムーンフェイズ機能付きモデル「ミレジム ムーンフェイズ/ミレジム 35 ムーンフェイズ」 が登場。39mmケース3モデル、35mmケース3モデルの全6モデルを11月1日に発売開始予定です。
●ダイヤル上にロマンを感じる神秘的なムーンフェイズ
スイスのジュネーブを拠点とする高級時計の「レイモンド ウェイル」から、ジュネーブ・ウォッチメイキング・グランプリ(GPHG)2023チャレンジ部門を受賞した、「ミレジム」コレクション初となる、ムーンフェイズ表示機能搭載モデルが登場しました。
時間と月には古来より密接な関係があり、月の満ち欠けや周期を基準に暦を確認していました。
人類がもっとも早く用いた暦法と考えられている太陰暦は、日本では1872年まで採用されており、中秋の名月や冬至、海外のイースターや旧正月などは、太陰暦を基準に定めらています。
現代社会において、月の満ち欠けである月相の情報は簡単に入手できますが、インターネットがない時代においては非常に貴重な情報源。しかし、月相はあくまで太陽光を反射して輝いて見える部分で情報を得ていたため、雨や曇りなどの天候が悪い日が続くと、正確な情報の入手が困難となります。
そんな天候に左右されやすい問題点を解決したのがムーンフェイズで、月の満ち欠けや位置の把握が重要な航海術などにおいては、非常に実用性の高いメカニズム。悪天候が続いて夜空に輝く月が見えなくても、手元で月の満ち欠けや位置を把握することができたのです。
新たに登場した「ミレジム ムーンフェイズ/ミレジム 35 ムーンフェイズ」は、そんな人類にとって貴重な情報源となった「時」と「月」に敬意を表したモデルで、ダイヤルの6時の位置にコレクション初となるムーンフェイズを表示。
描かれているハッピースマイリング ムーンフェイズは、置き時計・掛け時計の時代から継承されているデザインで、目で見て愉しむことができるアクセントとして好まれています。
月が描かれた回転ディスクで月の満ち欠け(月相)を示し、にっこりと笑った表情が印象的なハッピースマイリング ムーンフェイズは、職人が1点ずつ手作業で描きあげたレトロ感あふれるデザイン。時計を見た人に幸せな気分になってほしいという願いが込められています。
ケースサイズは近年の時計製造における潮流に沿った直径39.5mm、小径ケースが主流だった往時を彷彿とさせる直径35mmの2サイズをそれぞれ3モデル展開。ミニマルなバーインデックスの直径39.5mmモデルに対して、直径35mmモデルは小ぶりのダイヤルでも時間を読み取りやすい、アラビア数字のインデックスを採用しています。
暮らしの中で快適かつ安心して着用できるよう、薄型(厚さ10.05mm/9.98mm)でありながら5気圧防水(日常生活用強化防水)を装備。ヘアラインとポリッシュの2種類の仕上げを使い分けることで生まれるコントラストが立体感を与えています。
ベースとなるデザインは同じで、1930年代のわずかな期間に製造されていた、時・分・秒の目盛りを異なるトラックに表示する、ヴィンテージ感があふれるセクターダイアルを採用。
ダイヤル中央からアワートラックに向けて高さが増す一方で、もっとも外側のミニッツトラックは外側に向けて緩やかに傾斜し、アワートラックが浮かび上がるように見える3D仕様。
縦に筋目を入れた中央部、滑らかな質感のアワートラック、同心円状の模様を施したミニッツトラックと、各部で異なる仕上げを採用しています。
1930年代の当時のプラスチック製を想起させる風防は、円柱状の箱を被せたようなヴィンテージデザインの風防をサファイアクリスタルで再現。ケースラグはヴィンテージ感のある長めのケースラグを採用し、丸く仕上げた先端をケースバック側に大きく曲げることで、装着感を向上させています。
ストラップはカーフレザーストラップ、もしくはステンレススティールブレスレットの2バリエーションを用意。カーフレザーストラップは柔らかくさらさらとした手触りと、ヴィンテージ調の質感が特徴です。
コバ(側面)を凹凸のない均一で滑らかな面に仕上げることでエッジの美しさを際立たせ、剣先に、レイモンド ウェイルのイニシャルをかたどったW字型ステッチを刺繍。クラシカルな印象を与える、ピンバックル仕様となっています。
ステンレススティールブレスレットは5連仕様で、ケース同様にヘアライン・ポリッシュ仕上げを組み合わせ、バックル部分にレイモンド ウェイルのモノグラムを刻印しています。
ムーブメントには信頼性の高い、セリタ社製の自動巻きムーブメント・Cal.SW280をベースとする、Cal.RW4280を搭載。トランスパレントケースバックから、「レイモンド ウェイル」のイニシャルをかたどった、W字型ローターの動きを鑑賞することができます。
現代社会においては装飾的な役割が強い、月相を知ることができるムーンフェイズを搭載することで、「ネオ・ヴィンテージウォッチ」というポジションをより確立させた「ミレジム ムーンフェイズ/ミレジム 35 ムーンフェイズ」。手元で見る月の満ち欠けも乙なものではないでしょうか。
●製品仕様
「ミレジム ムーンフェイズ/ミレジム 35 ムーンフェイズ」
・品番:2945-STC-65001/2945-ST -65001/2945-PC5-50001/2145-PC5-05650/2145-SCS-05511/2145-STS-05511
・価格:37万4000円(2945-STC-65001)/39万6000円(2945-ST -65001・2945-PC5-50001・2145-PC5-05650)/42万9000円(2145-SCS-05511)/45万1000円(2145-STS-05511)(税込)
・ケース材質:ステンレススティール/ステンレススティール ローズゴールドPVD)
・ケースサイズ:直径39.5mm、厚さ10.05mm/直径35.0mm、厚さ9.98mm
・ダイヤル(カラー):シルバー/ミッドナイトブルー/デニムブルー(デニムブルーダイアル2モデルは、ラグにラボグロウンダイヤモンドをセット)
・ベゼル:ステンレススティール/ステンレススティール ローズゴールドPVD)
・風防:サファイアクリスタル(両面無反射コーティング)
・ストラップ:カーフレザー /ステンレススティール/ステンレススティール ローズゴールドPVD)
・バックル:ステンレススティール、両開きDバックル
・防水性能:5気圧防水(50m)
・ムーブメント:自動巻き
・キャリバー:RW4280 SW280)
・機能:時・分・秒表示、ムーンフェイズ表示
・石数:26石
・振動数:28800振動/時
・パワーリザーブ:約41時間
11/03 20:10
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