“UFO感”がマシマシ!? インデックスすら廃したユニークなデザインがおもしろい！ 30周年を迎えたアイクポッド新作の実力とは

今年30周年を迎えたスイスのウォッチブランド・IKEPOD（アイクポッド）より、スイスメイドモデルの第2弾となる新作「HOROPOD（ホロポッド）」が10月下旬発売予定。気鋭のスイス人デザイナーとのコラボにより生み出されたゴルフボールのようなテクスチャーを特徴とする6バリエーションにて登場となります。

●インデックスもなくなりさらにミステリアスに

　ひと目見たら忘れられないUFO型のユニークなフォルムで人気のアイクポッド。

　ブランド誕生は1994年。のちにアップルウォッチも手がけるマーク・ニューソンとオリバー・アイクにより創業され熱狂的なファンを産んだこのブランドは、一時は休眠状態ともなっていましたが、2019年には新生アイクポッドとして復活。

　30周年を迎えた今年、ブランドの新たなヒストリーを刻むモデルとして誕生したのは、「スカイポッド」に続く第2弾のスイスメイドモデルとなる「ホロポッド」。

　ダイヤルデザインは新進気鋭のスイス人デザイナー、アドリアン・ビュッシュマンとのコラボにより生み出されており、チャペックやクリストファー・ワードも手がける彼により、2000年代のアイクポッドのアイコニックな面影も取り入れての今作が誕生しました。

　6種類登場するラインナップは、いずれもインデックスや数字を廃した大胆かつミステリアスなダイヤルに。

　まるでゴルフボールのようなディンプルが面白い「Jodpur」「Lisboa」「Neom」、隆起したドットをあしらい、ダイヤル周囲のルミノバサークルで暗所でも印象的な「Puxi」「Udaipur」、ダリアの花びらのようなパターンをサーモンカラーのダイヤルにあしらい優美な表情を見せる「PETRA」と、三者三様、6カラーでの豊かな展開に。

　これらのモデル名はいずれもヨーロッパ、中東、アジアの有名な都市から取られたものなのだとか。

　UFO型のフューチャリスティックかつアートのようなケース形状はもちろん健在ですが、「メガポッド」「シーポッド」からはサイズダウンさせており44mmを採用。

　ケースはグレード2、ストラップはグレード5のチタン製ですが、初回出荷特典として同様にスイスメイドモデルである「スカイポッド」などに採用されていたニューピンバックルによるラバーストラップが付属。

　付け替えればブランド休眠前、マーク・ニューソン時代のアイクポッドを思わせる雰囲気を味わうこともできます。

　この「ホロポッド」のために制作された特別仕様の化粧箱入りであり、アイクポッド愛用者にとっても新鮮な楽しみを与えてくれるはず。

　ブランドの歴史に敬意を払いつつ新たな一章を刻み始める新顔「ホロポッド」は10月下旬より発売。現在、「Fortune Square（フォーチュンスクエア）」、「FORTUNE TIME」にて先行予約受付中です。

●製品仕様
「HOROPOD（ホロポッド）」
・価格（消費税込）：59万9500円
・ケースサイズ：44mm
・ケース素材：チタニウム
・ストラップ素材：チタニウム／初回出荷特典としてラバーストラップ（ニューピンバックル）が付属
・ムーブメント：スイス製自動巻（ETA2824）
・防水性：5気圧防水（ネジ込み式リューズ）
・発売開始時期：2024年10月下旬