「えっ」“新総理”に似てる!? まさかの“石破首相”に顔がそっくりな 8年前に登場した「フレンチ・コンパクトSUV」の話題が再燃

このたび、日本の新しい総理大臣に任命された石破 茂氏。じつは以前から、石破さんの顔があるクルマのフロントマスクと似ていると言われています。どんなクルマなのでしょうか。

シトロエンのデザインに新風を吹き込んだ

 2024年10月1日、自民党の石破茂総裁が新総理に指名され、第102代の内閣総理大臣となりました。

 石破首相はこれまで自民党の重要ポストを歴任されてきましたが、2016年にこのクルマが日本で登場した際にも「このクルマのフロントマスク、自民党の石破さんに似ている」と、当時Twitter(現X)で話題となったことがありました。

日本では2016年に200台限定として登場したシトロエンのコンパクトSUV「C4カクタス」。

日本では2016年に200台限定として登場したシトロエンのコンパクトSUV「C4カクタス」。

 シトロエンは、2013年のフランクフルト モーターショーにコンセプトカー「カクタス コンセプト」を出展しました。それは、今までのシトロエンとはまったく違ったデザインを採用していました。

 ちなみに「カクタス」とは英語でサボテンの意味ですが、そのスタイリングからはあまりサボテンを想像できませんね。

 グリルレスのフロントマスク、細長い上下2段のヘッドランプ、ボディサイドには「エアバンプ」と呼ばれるポリウレタン製の衝撃吸収材を装着した、きわめてユニークなモデルでした。

 そして翌2014年のジュネーブ モーターショーで、これを基にした市販モデル「C4カクタス」が発表されました。

 その顔つきは、コンセプトカーとほとんど変わっていませんでした。2018年のマイナーチェンジでは、上側のヘッドランプをつないだグリルが装着されましたが。

 石破さんに顔つきが似ていると言われているのは、マイナーチェンジ前のシンプルな顔つきのほうです。確かに、ちょっと可愛げがあるようで、でも目つきはけっこう鋭い、なんてところが石破さんに似ていると言われるのかもしれません。

 石破さんは鉄道や軍事オタクとしても有名ですが、クルマに興味を持っているかどうかは分かりません。C4カクタスのフロントマスクが石破さんの顔に似ているなんて言われていることは、はたしてご存じなのでしょうか。

 話をC4カクタスに戻しましょう。このクルマは2016年に日本でも200台限定で販売されました。

個性的なデザインで今でも人気の高いシトロエン「C4カクタス」。確かに似ている!?

個性的なデザインで今でも人気の高いシトロエン「C4カクタス」。確かに似ている!?

 日本仕様のパワートレーンは1.2Lの直3エンジンと5速ATを組み合わせ、前輪を駆動しました。当時の車両価格は、238万円からとなっていました。

 シトロエンは、このC4カクタスの後、C3(3代目)、C3エアクロス、C5エアクロスなどで、そのデザインコンセプトを展開させていきました。

 C4カクタスは、200台限定のレアなクルマということもあり、登場から8年が経過しているにもかかわらず、中古車市場では安定した人気があります。走行距離や程度にもよりますが、120万円台からというプライスで販売されています。

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 シトロエンの新しい時代を築いたC4カクタスのように、石破さんも日本の政治に新しい時代を築くことができるでしょうか。期待しましょう。

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