全長4.1mのコンパクトボディ フォルクスワーゲンのベストセラーSUV 新型「Tクロス」日本登場! どう変わった?

フォルクスワーゲンのベストセラーSUV、「Tクロス」がマイナーチェンジ、改良新型が日本で予約受付を開始しました。どう変わったのでしょうか。

登場わずか5年で大ヒットモデルに成長したSUVがマイナーチェンジ

 フォルクスワーゲン・ジャパン(VWジャパン)は2024年7月3日、コンパクトSUV「T-Closs(Tクロス)」をマイナーチェンジ、改良新型の予約注文受付を同年7月6日より受け付けると発表しました。

日本で登場したVW改良新型「Tクロス」

日本で登場したVW改良新型「Tクロス」

 Tクロスは「ポロ」をベースとしたVWのコンパクトSUVで、2018年10月に発売された国際戦略車です。登場以来わずか5年で、コンパクトSUVとしてはトップの地位を獲得、全世界ですでに120万台が販売されたといいます。

 日本でも2020年1月に発売。日本の道路事情にマッチしたボディサイズによる取り回しの良さや荷室の広さなど実用性が高く評価され、2020年の年間登録台数は8930台、2021年は9159台、そして昨年2022年も6570台と、輸入車SUVとして3年連続でトップとなっています。

 全長4140mm×全幅1760mm×全高1575mmというボディサイズです。欧州や日本市場以外でも「Tacqua」「Taigun」という車名で販売されており、現在世界でもっとも成功したVWモデルのひとつです。

 今回、マイナーチェンジされて登場した改良新型Tクロスは、新たなフロント/リアデザインが印象的です。一体型LEDヘッドライトやLEDデイタイムランニングライト、LEDテールライトを備えたエクステリアは新設計で、さらにVWが完全に新しく開発した「IQ.ライト LEDマトリクスヘッドライト」は新型Tクロスに初めてオプション採用されます。

インテリアはダッシュパッドにソフト素材を採用し質感を向上。またプレミアムサウンドシステム“beatsサインドシステム”やフロントシートヒーターの採用などさらに快適な室内空間を実現しています。

 パワートレインはすべてのグレードで116馬力・200Nmを発生する「1.0TSI」を採用、トランスミッションは7速DSG(DCT)と組み合わされ、前輪を駆動します。

 消費税込みの車両価格は以下の通りです。

・Tクロス TSIアクティブ(Active):329万9000円
・Tクロス TSIスタイル(Style):359万9000円
・Tクロス R-Line(Rライン):389万5000円

なお、Rラインは標準装備を拡充しながら、マイナーチェンジ前と比較して10万3000円もの値下げとなっているのも特徴です。

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