真夏の車中泊は危険がいっぱい! 快適なクルマ旅を満喫するために知っておきたいテクニック3選

連日、猛暑が続いていますが、それにともない人々の“お出かけ熱”も高まっているようです。なかでも近年、新しい旅のスタイルとして定着しつつあるのが車中泊。今夏、車中泊でのお出かけを計画中の人も多いかもしれません。でも実は、夏の車中泊は危険がいっぱい。そこで今回は、危険をクリアするための3つのテクニックをご紹介。

猛暑のなかでの車中泊は命の危険も

 近年、新しい旅のスタイルとして定着しつつある車中泊ですが、実は真夏の車中泊は危険がいっぱい。そこで、取材やプライベートを通じ、これまで100泊以上、車中泊を体験してきた筆者が、真夏に楽しむ車中泊のテクニックをご紹介します。

場所の吟味、キャンピングカーの利用、EV&プラグインハイブリッド車の活用などで、真夏の車中泊も快適に過ごせる

場所の吟味、キャンピングカーの利用、EV&プラグインハイブリッド車の活用などで、真夏の車中泊も快適に過ごせる

 真夏の車中泊が危険なのは、なんといっても暑いため。アウトドアでの夜は涼しくても、日の出とともに車内外の温度は急上昇します。それにともない、熱中症の危険性も一気に高まります。筆者も真夏の車中泊において、朝の6時前だというのにあまりの暑さで飛び起きた経験があります。

 窓を開けて換気をすれば、幾分、暑さはやわらぎますが、アウトドアでは虫が車内に入ってくるため、窓を大きく開け放つわけにもいきません。

 もちろん、クルマのエアコンを使う手もあります。しかし、カーエアコンを作動させるにはエンジンをかける必要があり、各自治体のアイドリング・ストップ条例などを考慮すると、車中泊でエンジンを始動させるのはNG。とはいえ、埼玉県などは「人の生命、身体に危害が及ぶおそれがある場合」は条例の適用除外とする見解を表明しているため、もしも生命の危険を感じた場合は、迷わずカーエアコンを使用することをおすすめします。

●夏でも快適な車中泊を楽しむ3つのテクニック

 ここからは、そんな真夏の車中泊を少しでも快適に過ごすためのテクニックとノウハウをチェックしていきましょう。

 真夏の車中泊を快適に過ごすための一番の解決法は、涼しい場所へと出かけること。1年中、クルマで暮らすライフスタイルを楽しんでいる“バンライファー”と呼ばれる人たちの多くは、夏場は冷涼な北海道へと足を伸ばしています。

 そこまでは難しくても、標高の高いエリアであれば夏でも涼しく泊まることができます。筆者も最近は、真夏の車中泊においては標高の高いエリアへと足を伸ばすようにしています。できれば標高1000m以上、最低でも標高700m程度のエリアなら、例外はあるものの、夜はだいぶ涼しく過ごせます。

 続いての解決法は、家庭用エアコンを備えたキャンピングカーを選ぶというもの。ある程度、設備の整ったキャンピングカーには、家庭用エアコンが装備されたモデルが増えています。もちろんその場合、電力供給のために大容量のサブバッテリーもセットで搭載しましょう。

 また最近は、キャンピングカーのレンタルサービスも増えています。夏の車中泊に向けて借りる人は、家庭用エアコンと大容量サブバッテリーの有無を忘れずにチェックしておきましょう。

 そして最後の解決法は、EV(電気自動車)やプラグインハイブリッドカーで車中泊を楽しむというもの。アイドリング・ストップ条例を考慮すると、車中泊中にエンジン車のカーエアコンを使うのは基本NGですが、EVやプラグインハイブリッドカーであれば、エンジンを始動させることなくカーエアコンを動かせます。大容量バッテリーを積んでいるため、バッテリーの残量次第ですが、ひと晩程度ならエアコンを動かし続けることが可能です。

 筆者もプラグインハイブリッドカーで車中泊したことがあります。そのときはエアコンを動かし続けても、寝ている間にバッテリーを使い切り、エンジンが始動してしまうことはありませんでした。

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 キャンパーたちの間では、気温が高く虫も多い夏場のキャンプは敬遠される傾向にあります。できれば敬遠した方がいいのは、車中泊も同様です。そのため、もしもこの夏、車中泊を楽しもうと考えている人は、事前にしっかり計画を立てたり、必要なアイテムをそろえたりしておくといいでしょう。

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