緊急会見 トヨタ 豊田章男会長が謝罪「正しい認証プロセスを踏まずに量産・販売してしまった」新たな不正発覚で
国の認証を巡る不正が新たに発覚したトヨタ自動車。豊田章男会長が、3日午後5時過ぎに会見を開き謝罪しました。
(トヨタ自動車 豊田章男会長)
「心よりおわび申し上げます。本当に申し訳ございませんでした」
3日午後5時すぎに緊急会見を開き謝罪した、トヨタ自動車の豊田章男会長。
国の認証を巡りグループのダイハツ工業や豊田自動織機で不正が相次いだことを受け、トヨタ自動車が国の指示で調査を行ったところ7つの車種で不正が発覚しました。
このうち、「カローラフィールダー」や「ヤリスクロス」など3つの車種では、歩行者保護の試験を巡りデータに不備があったということです。
(トヨタ自動車 豊田章男会長)
「今回の問題は正しい認証プロセスを踏まずに量産・販売してしまった点にある」
このほか、マツダ、ヤマハ発動機、本田技研工業、スズキの4社も出力試験や騒音試験などで不正があったと国に報告しています。
国交省は4日、トヨタ本社に立ち入り検査を行い詳細を調べる方針です。
06/03 18:46
CBCテレビ