トヨタが約14年ぶりに社長交代へ 豊田章男社長が会長に 後任には佐藤恒治執行役員が就任へ
トヨタ自動車が約14年ぶりに社長交代です。
(トヨタ自動車 豊田章男社長)
「変革を進めていくには、トップ自ら現場に立ち続けることが必要。それには体力と気力と情熱が欠かせない。若いということは、それだけで大きな魅力。佐藤新社長であれば商品を軸にした経営を、さらに前に進めてくれると信じている」
トヨタ自動車は2023年4月1日付で豊田章男社長(66)が代表権のある会長に就任し、佐藤恒治執行役員(53)が社長に就く人事を発表しました。
社長交代は約14年ぶりです。
豊田章男社長は1984年に入社し、専務や副社長などを経て2009年に社長に就任。リーマン・ショック後の業績悪化から経営再建などを主導しました。
(トヨタ自動車 佐藤恒治執行役員)
「新チームのミッションはモビリティカンパニーへの変革。電動化を加速することや地域のニーズに寄り添い、多様な価値観に応える車づくりなど、具体的な行動で商品で示し続けたい」
佐藤執行役員は1992年に入社し、カローラやプリウスの部品開発に携わった後、レクサスのブランドづくりなどを手掛け、2020年に執行役員に就任しました。
トヨタ自動車は急速に進む自動車の電動化の流れの中、トップの若返りを決断したとみられます。
また、内山田竹志会長の退任も、あわせて発表しました
01/26 18:39
CBCテレビ