日産と三菱商事が共同出資会社設立へ 自動運転など連携

日産自動車と三菱商事が自動運転やEV=電気自動車で新たなサービスを行う新会社を設立することが分かりました。

関係者によりますと、日産自動車と三菱商事は自動運転やEVを活用したサービスを提供する新会社を共同で出資し、今年度中に設立する方針を固めたということです。

日産は自動運転を活用し、有料で客を運ぶサービスを始めることを目指していて、三菱商事もAI=人工知能を活用し、最適なルートを割り出すシステムの事業化を進めています。

こうした両社のノウハウを融合させることで取り組みを加速させ、将来的には、特定の条件下で人が運転に関わらない自動運転レベル4でのサービス実施を目指しているということです

また、この新会社は来年にも実証実験を始める予定で、ほかにも、EVのバッテリーを活用し、貯めた電気の自宅での利用や電力会社に売電するサービスも検討するということです。

ジャンルで探す