築地市場の跡地に「スタジアム」建設へ 5万人収容を想定 2030年代前半に開業目指す

築地市場の跡地が大きく変わります。5万人収容のスタジアムや空飛ぶクルマの発着場まで…。2018年に83年の歴史に幕を下ろした築地市場。その跡地の開発計画が明らかになりました。

「多目的スタジアム」5万人収容へ

東京都は先週、再開発を担当する事業者に三井不動産や読売新聞グループなど11社の企業連合を選んだと発表。総事業費はおよそ9000億円にのぼります。

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計画では、5万人を収容できる屋根付きの「多目的スタジアム」を中心に、商業施設やホテル、住居棟などが建設される予定です。スタジアムは野球やサッカーに加え、コンサートなどで使われることも想定しています。

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さらに、敷地内には「空飛ぶクルマ」の発着場も計画されています。

「私ゴリゴリの阪神ファンなので、(跡地に)野球場ができると、ここで野球見られるのかなと思うとすごく楽しみ」
「築地という文化が残ってればいいと思うし、いろいろ新しいものができるのはいい」

東京都が保有する市場跡地は19ヘクタールで、おととし11月から公募を始めていました。

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東京都 小池百合子 知事
「広大な面積をどう生かしていくかというのは、これからの東京の良さを発信する最高のところ」

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東京都 小池百合子 知事
「(Q.読売巨人軍が築地にできるスタジアムに本拠地を移すという話があるが…)いや、これから…その辺のところは詰めていかれるんだろうと思う」

事業者によると、2025年度に着工し、2030年代前半以降に開業したいとしています。

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