「お金持ち体質の人」が持っている共通点って?
お金持ち体質の人は、共通して長期的視点に立って物事を考え、行動に移しています。一方、お金持ちではない人は、短期的に物事を考え、衝動的な欲求で行動を決めます。一見問題が解決したように見えても先送りになっている場合が多くあります。
もし、「お金持ちになりたい」「貯蓄を増やしたい」と思うのであれば、お金持ち体質の人が持つ長期的視点をマネしてみましょう。
さらに、貯蓄は、毎月、給料が入ったら一定額を貯蓄口座に移し替える「先取り貯蓄」を行い、自動的にお金が貯まるしくみを作っています。あわせて、投資などの情報収集にも取り組みます。
一方、短期的な視点での家計管理は、毎月赤字が出なければ大丈夫という大ざっぱな管理をしています。車検や家電、レジャー費など一時的に大きな支出があると、赤字になることもあります。
家計費の削減においても、食費や美容費など効果が出にくいものから始めてしまいがちです。また、貯蓄は、余ったお金があったら貯蓄するというスタンスが基本となっており、思うようにお金が貯められない……という悩みを抱えていることも多々あります。
一方、短期的な視点を持つ人は、感情的な快・不快、すぐに解決できるかどうかなどの、刹那的な快楽にお金を使ってしまいます。目先のことばかりに意識が向き、「気がついたら、もらった退職金を使ってしまった……」ということが起こってしまいます。
もし、自分自身が短期的な視点で物事を捉えているなと思ったら、「何か買いたいという衝動が起こっても1週間待つ」というルールを取り入れてみましょう。
というのも、仮に「今、買っておかないと絶対後悔する!」と思っていたものでも、1週間、1カ月と先延ばしすると気持ちがどんどん薄れていくことを実感するはずです。
もし、1週間、1カ月経過しても「欲しい」と思うものだけ買うようにしましょう。感情に任せるのではなく「1回我慢する」を繰り返せば、徐々に長期的な視点が身につくでしょう。
人生は長いですから、終始、短期的視点でいると、後になればなるほどお金がないことでの苦労を背負うことになります。これからの老後の人生を考え「1回我慢する」習慣を身につけましょう。長期的視点が備われば、この先の5年後、10年後の結果が変わってくるでしょう。
文:舟本 美子(ファイナンシャルプランナー)
3匹の保護猫と暮らすファイナンシャルプランナー。会計事務所、保険代理店や外資系の保険会社で営業職として勤務後、FPとして独立。人と比較しない自分に合ったお金との付き合い方、心豊かに暮らすための情報を発信しています。
(文:舟本 美子(ファイナンシャルプランナー))
もし、「お金持ちになりたい」「貯蓄を増やしたい」と思うのであれば、お金持ち体質の人が持つ長期的視点をマネしてみましょう。
お金持ち体質の人は共通して「物事を長期的な視点で捉え、最適な方法を考える」
お金持ち体質の人は、物事を長期的な視点で捉え、最適な方法を考えるのが上手です。まずは、日常生活のさまざまな場面をもとに、長期的視点・短期的な視点の違いを確認してみましょう。家の中の片付け
長期的な視点での片付けは、スッキリ整った空間を維持するための整理整頓のしくみをつくります。一方、短期的な視点での片付けは、とりあえず見えない場所にものをしまい込むだけです。しばらくはキレイですが、しばらくすれば、雑然とした空間に戻ってしまいます。買い物
本当に欲しいもの、必要なものであることが前提となりますが長期的な視点の買い物とは、「長く使えるかどうか」という軸を基準にします。一方、短期的な視点での買い物は、安くて使い捨てになってしまうもの、流行りもの、その場限りで見えを張るためのものに陥りがちです。家計管理・貯蓄
長期的な視点での家計管理は、1年、5年、10年のライフプランを立て、家計管理を行います。また、家計費は予算化して、一定枠内でやり繰りをします。もし、家計費を削減する場合も、一度見直したら、長期的に効果のある固定費から削減します。さらに、貯蓄は、毎月、給料が入ったら一定額を貯蓄口座に移し替える「先取り貯蓄」を行い、自動的にお金が貯まるしくみを作っています。あわせて、投資などの情報収集にも取り組みます。
一方、短期的な視点での家計管理は、毎月赤字が出なければ大丈夫という大ざっぱな管理をしています。車検や家電、レジャー費など一時的に大きな支出があると、赤字になることもあります。
家計費の削減においても、食費や美容費など効果が出にくいものから始めてしまいがちです。また、貯蓄は、余ったお金があったら貯蓄するというスタンスが基本となっており、思うようにお金が貯められない……という悩みを抱えていることも多々あります。
お金持ち体質の人が持つ長期的な視点を持つためには?
お金持ち体質の人が持つ長期的な視点は、将来を理性的でかつ計画的に作りだすには欠かせない視点といえます。この視点があれば、老後になって「資金が準備できていない……」ということはありません。一方、短期的な視点を持つ人は、感情的な快・不快、すぐに解決できるかどうかなどの、刹那的な快楽にお金を使ってしまいます。目先のことばかりに意識が向き、「気がついたら、もらった退職金を使ってしまった……」ということが起こってしまいます。
もし、自分自身が短期的な視点で物事を捉えているなと思ったら、「何か買いたいという衝動が起こっても1週間待つ」というルールを取り入れてみましょう。
というのも、仮に「今、買っておかないと絶対後悔する!」と思っていたものでも、1週間、1カ月と先延ばしすると気持ちがどんどん薄れていくことを実感するはずです。
もし、1週間、1カ月経過しても「欲しい」と思うものだけ買うようにしましょう。感情に任せるのではなく「1回我慢する」を繰り返せば、徐々に長期的な視点が身につくでしょう。
人生は長いですから、終始、短期的視点でいると、後になればなるほどお金がないことでの苦労を背負うことになります。これからの老後の人生を考え「1回我慢する」習慣を身につけましょう。長期的視点が備われば、この先の5年後、10年後の結果が変わってくるでしょう。
文:舟本 美子(ファイナンシャルプランナー)
3匹の保護猫と暮らすファイナンシャルプランナー。会計事務所、保険代理店や外資系の保険会社で営業職として勤務後、FPとして独立。人と比較しない自分に合ったお金との付き合い方、心豊かに暮らすための情報を発信しています。
(文:舟本 美子(ファイナンシャルプランナー))
11/17 21:40
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