農林中金、8939億円の赤字=外債運用で損失―9月中間決算
農林中央金庫が19日発表した2024年9月中間連結純損益は8939億円の赤字だった。海外金利上昇で含み損を抱えた米欧国債を売却したことで巨額損失を計上した。前年同期の1443億円の黒字から赤字に転落。赤字額は24年4~6月期(4127億円)からさらに拡大した。
農林中金は今年度、低利回りの米国債などを10兆円を超える規模で売却し、収益性の高い資産に入れ替える方針。資産構成を改善し、来年度以降の黒字回復を目指す。
農林中金は今年度、低利回りの米国債などを10兆円を超える規模で売却し、収益性の高い資産に入れ替える方針。資産構成を改善し、来年度以降の黒字回復を目指す。
11/19 16:15
時事通信社