円上昇、一時139円台=1年2カ月ぶり―ロンドン外為

【ロンドン時事】週明け16日午前のロンドン外国為替市場では、東京市場が祝日で休場となる中、円買い・ドル売りの流れが加速し、円相場は一時1ドル=139円台に上昇した。139円台を付けるのは昨年7月下旬以来、約1年2カ月ぶり。正午現在は140円08~18銭と、前週末午後4時比51銭の円高・ドル安。
米連邦準備制度理事会(FRB)が17、18両日に開く金融政策決定会合で大幅利下げに踏み切るとの観測が強まり、時間外取引で米長期金利が低下。日米金利差の縮小を意識した円買い・ドル売りが進み、円は朝方に一時139円58銭近辺を付けた。ただ、米金利がやや持ち直したため、正午にかけてはドルを買い戻す動きも見られた。

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