まるで本物の工芸品! 中川政七商店のカプセルトイは集めたくなるほどのクオリティ
1716年に奈良晒の問屋業として創業し、2000年代には工芸業界で初めて製造小売業を確立した中川政七商店。便利で扱いやすい生活雑貨を数多く開発・製造・販売していることで知られています。
そんな中川政七商店を代表する製品が、手のひらサイズでミニチュア化! カプセルトイ・フィギュアメーカーのケンエレファントとコラボレーションし、公式ミニチュアフィギュアコレクション「中川政七商店 日本の器」(カプセルトイ:各500円、ブラインドボックス:各550円/全4種)が、2024年10月下旬に発売予定です。全国のカプセルトイ売り場や中川政七商店の一部直営店、ケンエレファント直営店で購入できます。
本製品は、中川政七商店の食器や食品をテーマにしたミニチュアコレクションです。「ごはんの時間」「お茶の時間」「おやつの時間」「晩酌の時間」という4つのテーマに基づき、各テーマごとに3~4点のミニチュアがセットになっています。ミニチュアは樹脂素材で作られていますが、陶器のゆらぎや質感、漆の艶やかさをリアルに再現している点が魅力です。
「ごはんの時間」は4品が同梱。弁当箱としても人気の「ごはん粒のつきにくい一膳曲げわっぱ」は、杉の木目まで繊細に表現されており、蓋を開けると白ご飯を茶碗によそえる仕掛けを楽しめます。
美濃焼の窯元と共同で作られたオリジナル茶碗「好日茶碗 さび白鹿」のミニチュアでは、茶色の釉薬に白抜きで描かれた鹿の絵柄が、わずかにはみ出した風合いも含めて忠実に再現されています。
さらに、天然本漆を使用した「食洗機で洗える漆椀」と「食洗機で洗える木箸」のミニチュアも付属しています。この漆椀は、漆の艶やかさに加え、底に描かれた中川政七商店のマークまでしっかりと再現されているのが特徴です。
「お茶の時間」には、まずお茶請けのお菓子として「ふやき煎餅」。中川政七商店のロゴ入りの缶を開けると袋入りの小さな煎餅があらわれます。
お茶を入れる器は「漆琳堂 越前硬漆 水月器」で、一度の塗りで仕上げる「真塗り技法」の質感も再現。お茶を注ぐ鉄瓶「及源鋳造 南部鉄瓶 まろみアラレ」は、高温の鉄を型に流し入れて作る南部鉄器の質感が伝わります。
「おやつの時間」のおやつは、奈良県月ヶ瀬のほうじ茶を練り込んだ「産地のおやつ ぼうろ」。
パッケージから覗くぼうろの他に2粒だけ別途付属。おやつを載せる「HASAMI プレート ミニ」と飲み物を入れる「HASAMI ブロックマグ」は長崎県の波佐見焼に特有の丈夫な質感やカラフルな色合いが特徴的で、器の色合いの組み合わせも目に楽しい一品です。
「晩酌の時間」には、お酒を入れる「鍋島虎仙窯 鍋島青磁 徳利、猪口」の透き通るような色合いまで再現したミニチュアがあり、本物同様に、輪花の断面をエンボスとして立体的に再現。
酒のつまみを載せる「BARBAR いろは 小皿」は江戸時代の庶民の磁器食器「くらわんか碗」をイメージしたもので、グレーがかった白磁に簡略化した呉須の模様が入っています。「食洗機で洗える木箸」も含めて「吉野杉のトレイ」に載せることができ、トレイには美しい木目も再現されています。
すべてのセットには中川政七商店のロゴ入りミニチュアショッパーが付属しているため、実際に店舗で買い物をしたような感覚も味わえます。
もし工芸品がちょっとハードル高く感じてしまっているなら、まずはミニチュアから入ってみるのもひとつの手です。
<文/&GP>
>> 中川政七商店
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&GP