トヨタの中間決算、2年ぶり営業減益 認証不正で国内生産の低迷響く

中間決算説明会で質問に答えるトヨタ自動車の宮崎洋一副社長(中央)、山本正裕経理本部長(右)、上田裕之渉外広報本部長(左)=2024年11月6日午後2時42分、東京都渋谷区、小林正明撮影

 トヨタ自動車が6日発表した2024年9月中間決算(国際会計基準)は、本業のもうけを示す営業利益が、前年同期比3.7%減の2兆4642億円だった。中間決算での営業減益は2年ぶりとなる。

 売上高は5.9%増の23兆2824億円で、過去最高を更新した。最終的なもうけを示す純利益は26.4%減の1兆9071億円で2年ぶりの減益となった。

 連結決算に関わる販売台数は455万台で、4.0%減った。とりわけ、型式指定をめぐる認証不正や品質問題で生産が滞った国内では、12.4%減と落ち込んだ。

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