日経平均終値、約3カ月ぶりに4万円台回復 前日比443円上昇

2日の日経平均株価は約3カ月ぶりに終値で4万円台を回復した=2024年7月2日午後3時40分、東京都中央区、東谷晃平撮影

 2日の東京株式市場で日経平均株価は、前日より443円63銭(1.12%)高の4万0074円69銭で取引を終えた。終値では3月29日以来、約3カ月ぶりに4万円台を回復した。

 午前中は下落する場面もあったが、午後に入って上げ幅を拡大した。国内の長期金利が上昇していることを受け、長期国債を購入して運用する銀行や保険会社の株が上昇した。

 東京外国為替市場の対ドル円相場は、1ドル=161円70銭台まで円安が進んだ。東京株式市場では、円安が業績にプラスとなる自動車など輸出関連株も買われた。(神山純一)

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