明治安田生命、70歳定年制を導入へ 金融大手で初 人手不足に対応

明治安田生命保険の本社ビル=2022年6月、東京都千代田区

 明治安田生命保険は1日、定年を現在の65歳から70歳に延長する方針を明らかにした。2027年4月の開始を目指し、労働組合と協議する。同社によると70歳定年制の導入は国内の大手金融機関で初めてで、人手不足に備えるほか、長く働きたいという社員の声に応える。

 対象は総合職の社員で、退職時期や勤務時間、勤務日数は、健康状態などによって選べる仕組みにする。役職に就くことも可能だ。営業職についても今後、定年延長を検討するという。

■若手の登用にも配慮

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