テスラが約110万台リコール 窓が閉まる時、手指をけがする可能性

米カリフォルニアのテスラの工場=ロイター

 米電気自動車(EV)大手テスラが、約110万台のリコール(回収・無償修理)をすることが明らかになった。米高速道路交通安全局(NHTSA)が公開した19日付の書簡によると、窓を自動で閉めるパワーウィンドーの力が基準より強く、手や指を挟んでけがをする可能性があるという。

 対象は、2017~22年に製造された主力セダン「モデル3」や「S」、SUV(スポーツ用多目的車)の「モデルY」と「X」の4車種。同社の昨年の世界販売(約94万台)を上回る規模となる。NHTSAによると、この問題によるけがや事故は報告されていないという。

 一方、テスラのイーロン・マスク最高経営責任者(CEO)はリコールについて「無線でおこなう、わずかなソフトウェアのアップデートになる」としたうえで、「(リコールという)用語は時代遅れで不正確だ」とツイートした。(サンフランシスコ=五十嵐大介)

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