コインチェック、仮想通貨登録業者に 金融庁が認可

会見で仮想通貨交換業者に登録されたことを説明する勝屋敏彦・コインチェック社長(中央)。右は創業者の和田晃一良・前社長(現・執行役員)=2019年1月11日午後、東京都中央区

 金融庁は11日、昨年1月に約580億円分の仮想通貨NEM(ネム)を不正流出させた交換業者コインチェック(東京)を、同日付で登録業者として認可したと発表した。これまでは登録申請中ながら営業が認められた「みなし業者」だった。

 金融庁は不正流出後、2度の業務改善命令を出して同社にガバナンス(企業統治)の強化を求めていた。昨年4月にコインチェックを買収したネット証券大手・マネックスグループの下で経営改善が進んだと判断した。「もう不正流出は絶対に起こさないとは言えないが、システム強化などの進捗(しんちょく)があったと判断した」(同庁幹部)

 コインチェックが加わったことで、登録が認められた交換業者は計17社になった。金融庁によると、登録を目指して調整中の会社は21社あるという。(山口博敬)

ジャンルで探す