経済・IT

「神戸製鋼の信頼度はゼロに落ちた」 社長の一問一答

報道陣の取材を受けた後、頭を下げる神戸製鋼所の川崎博也会長兼社長=12日午前、東京・霞が関、関田航撮影

 製品の検査データ改ざんが発覚した神戸製鋼所の川崎博也会長兼社長が12日、問題発覚後はじめて報道陣の取材に応じ、「神戸製鋼の信頼度はゼロに落ちたと思っている」と話した。主なやりとりは次の通り。

 ――経営責任をどう考えるか。

 「神戸製鋼の信頼度はゼロに落ちた。経営責任は、調査委員会などの検証が終わってから考えたい。リーダーシップを発揮して難局を切り抜けることが、トップとしての責任だ」

 ――組織的不正に社長は気づかなかったのか。

 「8月30日に第一報を聞くまでまったく知らなかった。報告を聞いて、がくぜんとした。取締役も把握していなかった」

 ――不正の原因を調べる社内調査委員会のトップを(調査対象でもある)川崎社長自身が務めている。

 「スピード感を持って原因を究明し、対策を打つには私が適任だ。信頼性確保のため、調査結果の評価は外部の弁護士らに委ねる」