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【神戸製鋼データ改竄】5原発「安全上問題なし」 神戸製鋼製造の部品、格納容器など重要部分に使用

記者会見を終え、頭を下げる神戸製鋼所の川崎博也会長兼社長=10月26日、東京都千代田区(川口良介撮影)

 神戸製鋼の製品データ改竄(かいざん)問題で、原子力規制委員会は15日、再稼働した3原発5基と近く再稼働が計画されている2原発4基のすべてで、同社が製造した部品が原子炉格納容器などの重要部分に使われていたとする電力会社の報告を公表した。報告によると、いずれも不正が行われた工場で製造された部品ではなく、安全上の問題となるものではないという。規制委は他の電力会社を含め調査対象を広げた報告を求めた。
 使用が確認されたのは九州電力川内1、2号機、関西電力高浜3、4号機、四国電力伊方3号機の再稼働3原発と、関電大飯3、4号機、九電玄海3、4号機-の計5原発9基。
 また、神戸製鋼は溶接部品のシェアが高いため、規制委定例会合で更田(ふけた)豊志委員長は、福島第1原発の汚染水タンクをサンプル調査し、溶接部品の使用状況を把握するよう指示した。