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くら寿司大幅減益で一時▲8%超安へ急落! 日経平均株価はわずかに続伸

【東京株式市場】 2021年3月10日

株式市場の振り返り-日経平均株価はわずかな上昇で続伸、終値は29,000円台を維持

2021年3月10日(水)の主要指標(カッコ内は前日終値比)

  • 日経平均株価 29,036円(+8円、+0.03%) わずかに続伸

  • TOPIX 1,919.7(+2.0、+0.1%) 小幅続伸

  • 東証マザーズ株価指数 1,156.3(+2.3、+0.2%) 小幅続伸

東証1部上場銘柄の概況

  • 値上がり銘柄数:879、値下がり銘柄数:1,218、変わらず:97

  • 値上がり業種数:12、値下がり業種数:21

  • 昨年来高値更新銘柄数:62、昨年来安値更新銘柄数:0

東証1部の出来高は13億9,336万株、売買代金は2兆8,999億円(概算)となり、いずれも前日より減少しました。

米国株、とりわけ、ハイテク株の急反発を受けてリスクオンモードとなりましたが、様子見スタンスに徹する投資家も多かったと見られます。売買代金は3兆円を割り込みましたが、それでも高水準を維持しています。

そのような中、日経平均株価は久々に落ち着いた値動きとなり、最後はわずかな上昇で続伸となりました。終値も連日で29,000円台を維持しています。取引時間中の高値は29,233円(+206円)、安値は28,960円(▲67円)となり、値幅(高値と安値の差)は約273円。

なお、TOPIXも同じような値動きで小幅続伸となりました。

東証マザーズ株価指数は小幅続伸、売買代金は6日連続で2,000億円割れ

東証マザーズの出来高は7,786万株、売買代金は1,586億円となりました。

出来高は前日並みでしたが、売買代金は増加しています。前日より増えたものの、個人投資家の物色意欲が回復せず、売買代金は6日連続で2,000億円を下回るなど低調な商いが続きました。

また、株価指数も小幅な値動きに止まる中、最後は小幅続伸で引けました。しかし、終値は1,200ポイントを大きく下回ったままです。

エムスリーが手仕舞い売りで▲6%超安の急落、「シン・エヴァ」出足好調で東映が高値更新

日経平均株価の上昇に寄与した上位3銘柄

  • ファナック(6954)

  • KDDI(9433)

  • アドバンテスト(6857)

前日に発表された2月の工作機械受注額が好調だったことを受け、ファナックが一時+5%高に迫る急騰となり、DMG森精機(6141)が急騰して昨年来高値を更新するなど、機械株が総じて買われました。

また、米国のハイテク株高を受けた日本のハイテク株は、半導体関連株は意外にも下落が目立った半面、富士通(6702)やNEC(6701)などDX関連銘柄が急反発しています。

さらに、商社株への買いも止まず、伊藤忠商事(8001)と三菱商事(8058)が3日連続で昨年来高値を更新しましたが、丸紅(8002)や三井物産(8031)は値を下げました。

その他では、8日から公開された人気アニメ映画「シン・エヴァンゲリオン劇場版」の初日の興行収入が8億円超となったこと好感し、共同配給元の東映(9605)が一時+3%超高の大幅上昇で昨年来高値を更新したことが目を引きました。

日経平均株価の下落に寄与した下位3銘柄

  • ファーストリテイリング(9983)

  • エムスリー(2413)

  • 東京エレクトロン(8035)

コロナ禍の成長株として株価上昇が続いたエムスリーが手仕舞い売りで▲6%超安へ急落しました。年初の1月8日に付けた高値(上場来高値)から既に▲32%超下落しており、完全に一相場終わった感があります。

また、前日に米ファイザー社製の新型コロナワクチンを1瓶から7回接種できる注射器を開発したと報じられ、大幅高となったテルモ(4543)も材料視されることが続かずに急反落しています。

その他では、前日に大幅減益を強いられたQ1決算を発表したくら寿司(2695)が、一時▲8%超安の急落となりました。同社は、「鬼滅の刃」とのコラボキャンペーンで客数を伸ばして株価も大幅上昇しましたが、そのキャンペーンも終了し、投資家の売りが優勢となったようです。

さらに、東京五輪の海外からの観客受入断念(=無観客)の観測報道を受け、日本航空(9201)とANAホールディングス(9202)が軟調に推移しましたが、下落は限定的でした。

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