【直球緩球】旭化成・小堀秀毅社長「品質強化活動を強力推進」

小堀秀毅旭化成社長

 --元日のニューイヤー駅伝を連覇した
 「幸先のよいスタートが切れた。優勝はグループ全体の活力になる。選手は工場などで働いているので、職場との一体感も出る」
 --化学業界に追い風が吹いている
 「新興国の景気が拡大基調にある中、米国でハリケーンの被害を受けた一部プラントが操業を停止。さらに、中国の環境規制が強化され、多くの工場が操業停止となったことで供給が需要に追いつかなくなり、市況を上向かせた」
 --旭化成も業績好調だ
 「基礎化学品だけでなく(収益性の高い)機能商品の販売も増えている。機能商品を押さえるのが日本メーカーの流儀だ」
 --リチウムイオン2次電池に欠かせないセパレーター(絶縁材)の引き合いが活発だ
 「想定以上に電気自動車(EV)へのシフトが進んでいる。1月には、生産能力を年11億平方メートルに拡大する平成32年ごろまでの具体的計画が固まった。当社のセパレーターを使えば(自社製品の)性能が最も良くなると顧客に思われたい」
 --今年の抱負は
 「30年度は中期経営計画最後の年。やり残したことがないか確認しながら、次の飛躍に向け意欲的な年にする。当社はくい打ちデータの改竄(かいざん)問題を起こした。社会に認められるにはルールを守る必要があると、社員に改めて徹底する必要もある。品質問題が世間の関心を集める中、品質強化活動を推進する」

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