【春闘】ベア+定昇 賃上げ4%程度 連合が春闘方針の白書を発表  

 労働組合の中央組織である連合は12日、今春闘の方針である「連合白書」を発表した。ベースアップ(ベア)について「2%程度を基準」とし、定期昇給(定昇)と合わせて4%程度の賃上げを目指す。さらに、非正規労働者の待遇改善を労使交渉の中核に据える新方針も盛り込んだ。
 相原康伸事務局長は「賃金が将来にわたって上がり続けることが、経済社会に組み込まれるような合意形成に取り組む」と強調。昨年同様に、月例賃金の引き上げを強く求めていく基本方針を説明した。
 連合ではこれまで、組合員中心の労使交渉とは別に、多くが労働組合に加入していない非正規労働者の待遇改善には、「共闘」という形で取り組んできた。しかし、非正規労働者が全体の4割を占めることから、今春闘では労使交渉の中心に待遇改善を据え、全体の底上げと格差の是正にも取り組む考えだ。
 連合白書では働き方改革についても、一般労働者の年間労働時間が2千時間を超えて高水準のままである点を問題視し、時間外労働の削減や有給休暇の取得促進などについても労使交渉で取り上げる方針を示した。

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