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ドル小幅安、FRB議長のハト派発言で=NY市場

 1月14日。終盤のニューヨーク外為市場では、ドルが小幅に下落した。写真は米ドル紙幣。2011年8月撮影(2021年 ロイター/Yuriko Nakao)

[ニューヨーク 14日 ロイター] - 終盤のニューヨーク外為市場では、ドルが小幅に下落した。米連邦準備理事会(FRB)のパウエル議長のハト派的な発言を受けた。

米連邦準備理事会(FRB)のパウエル議長は14日、国内経済の状況が物価や雇用の目標からかけ離れているとした上で、資産買い取りの変更に関する議論は時期尚早という考えを示した。

この日のドルは、バイデン次期米大統領の財政刺激策への期待が高まる中、米国債利回りの上昇に伴って前日比で主に上昇して取引されたが、パウエル氏の発言で下げに転じた。

アクション・エコノミクスはこの発言について、「市場のインフレ不安を和らげようとするという点ではこれまでで最も強力な発言で、平均インフレ率政策という新たな枠組みと共に、FRBが物価上昇圧力の抑制へ先手を打って行動することはないと強調した」と述べた。

エクスチェンジ・バンク・オブ・カナダ(トロント)のFX戦略部長、エリック・ブレガー氏は、ハト派発言は予想通りだったとした上で、「これによりドル高が落ち着くとみていたが、外為市場は数時間前から織り込んでいたもようで、取引時間中には発言後に一時的に値下がりする局面があったものの、『うわさで売って事実で買う』動きが見られた」と述べた。

午後の取引で、ドル指数は小幅安の90.24。市場はバイデン氏がこの日発表する新型コロナ経済対策の詳細を待っている。

OANDAのシニア市場アナリスト、エドワード・モヤ氏は、「労働市場がかなり苦戦しており、景気刺激策の規模拡大を求める声もある」と指摘。「市場は刺激策の規模について、最終的にバイデン氏就任100日間で予想される以上のものになると見越しており、それがドルの水準を維持している理由だ」と述べた。

ユーロは、ドイツのポジティブな経済指標にもかかわらず、0.1%安の1.2151ドル。ドイツ連邦統計庁はこの日、2020年の国内総生産(GDP)が速報値で5.0%減少したと発表。新型コロナ感染拡大でマイナス成長となったが、政府による大規模対策が一定の下支え効果を示した。

ドルは対円で0.1%安の103.75円。

ビットコインは5.7%高の3万9536ドル。一時は4万ドルを回復する場面もあった。

暗号資産(仮想通貨)は、機関投資家がインフレヘッジや広範な普及による値上がりを見込んで買っていることなどを背景に関心が高まっている。

ドル/円 NY終値 103.79/103.82

始値 103.99

高値 104.15

安値 103.57

ユーロ/ドル NY終値 1.2156/1.2160

始値 1.2150

高値 1.2178

安値 1.2112

(表はリフィニティブデータに基づいています)

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