カナダCPI、8月は0.1%上昇 食品上昇・ガソリン下落

[オタワ 16日 ロイター] - カナダ統計局が16日発表した8月の消費者物価指数(CPI)は、前年同月比0.1%上昇と小幅な伸びになった。食料品が上昇する一方、ガソリンは下落し、新型コロナウイルス危機による打撃の大きさが改めて示された。

ロイターがまとめたアナリスト予想は0.4%上昇だった。カナダ中銀は2%の物価目標を掲げており、政策金利を少なくとも2年間は過去最低水準にすると表明している。

ロイヤル・バンク・オブ・ カナダのシニアエコノミスト、ネイサン・ジャンゼン氏は、「経済は依然として生産能力を大きく下回り、失業率も10%を超えているため、中銀の焦点は当面インフレ率ではないだろう」と述べた。

ガソリン価格は7月の14.9%下落に続き、11.1%下落。全指標のほぼ半分を占める食料品と住宅は、それぞれ1.8%と1.5%上昇した。

中銀が景気の伸び悩みを判断する際に最も重視するCPIコモンは1.5%上昇。前月は1.3%上昇だった。

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