ドイツ財政収支、19年は大幅黒字 20年は急速に縮小へ=現地紙

[ベルリン 4日 ロイター] - 2019年のドイツの財政収支は大幅な黒字となる見込みだが、20年は政府の家計支援計画などの影響で黒字幅が急速に縮小する見通しだ。ハンデルスブラット紙が4日、政府文書を引用して報じた。

今月13日に開かれる連邦・州政府の予算会議で提示される文書によると、連邦・州政府および地方自治体の今年の公的部門収支は395億ユーロの黒字となり、黒字幅は18年の453億ユーロから若干縮小する見込み。

20年には黒字幅が45億ユーロへと大幅に縮小し、その後も縮小傾向が続く見通しだ。1990年の東西統一後に導入された「連帯税」の一部廃止や、家計の負担軽減などの計画が収支を圧迫する見込みという。

独連立政権の一翼を担う社会民主党(SPD)の新指導部は、借り入れに関する政府の厳格なルールや財政均衡方針を取り下げ、投資を拡大することを求めている。だが多くの保守派議員にとってこれは受け入れがたく、党首選で敗北したSPDのショルツ財務相も今のところ、財政規律の堅持を支持している。

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