前場の日経平均は小反発、米株下げ渋りで不安後退

[東京 7日 ロイター] - 前場の東京株式市場で、日経平均株価は前営業日比22円40銭高の2万1524円02銭となり、4日ぶりに小反発した。

前日の米国株市場が序盤の大幅下落から大きく戻して引けたことで、米株急落への不安心理が後退。日経平均先物に買い戻しが入り、現物指数も上昇した。上げ幅は一時200円を超えたが、米中の対立が根本的な解決に至らない中、今晩に米雇用統計の発表を控え様子見姿勢も強く、前場後半は戻り待ちの売りで伸び悩んだ。

TOPIXは前日比0.03%安。東証1部の前場の売買代金は1兆1382億円と低調だった。セクター別では石油輸出国機構(OPEC)総会後の原油安を嫌気し、石油・石炭製品と鉱業が軟調。鉄鋼、非鉄なども安い。一方、陸運、小売、サービスなど内需系が総じてしっかりだった。市場では「米中関係を巡るリスクの上昇はポジションを取らない理由づけになる。足元の貿易問題は過去の経験則が通用しない。相対的な内需株優位が続きそうだ」(東海東京証券・機関投資家営業部部長の静間康禎氏)との声が出ていた。

東証1部の騰落数は、値上がり763銘柄に対し、値下がりが1265銘柄、変わらずが94銘柄だった。

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