米当局、アマゾンへの独禁法調査を拡大か--小規模事業者から聞き取り

 米連邦取引委員会(FTC)が、Amazonで商品を販売している小規模事業者を対象に、事業のAmazonへの依存度を尋ねる聞き取り調査を開始した模様だ。Bloombergが米国時間9月11日、FTCから聴取を受けた事業者3人の話を引用して報じた

 Amazonの元従業員で、Amazonセラー(マーケットプレイスの出品者)を対象とするコンサルティング会社ecommerceChrisを創業したChris McCabe氏は、FTCの聴取をすでに受けたセラーと話をしたほか、FTCに連絡を取りたがっている複数のセラーから話を聞いたと述べた。同氏によると、そうしたセラーたちは、過去にAmazonに不満を伝えたが無視されたとの思いから名乗り出たがっており、Amazonに今もある問題の解決をFTCが支援してくれることを期待しているという。

 McCabe氏は、FTCの調査が「範囲を拡大しているようだ」と述べた。また、FTCはおそらく、単に独占禁止法違反の懸念について調べるだけでなく、偽のレビューやセラーアカウントの停止についても聴取しているようだという。

 さらに小規模事業者らは、Amazonには商品をコピーしてプライベートブランド版を作る傾向があり、これによりAmazonのマーケットプレイスでの競争が難しさを増していると訴えてきた。一方Amazonの幹部らは、プライベートブランドは同社事業のわずかな部分であり、また、プライベートブランドにする商品を決めるのに小規模のセラーのデータを使うことはないと述べてきた。

この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。

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