ソフトバンク、通信障害から復旧--原因は「交換設備の不具合」

 ソフトバンクは12月6日、13時39分ごろから全国で発生した通信障害について、18時4分に復旧したと発表した。

 不具合の原因について同社では、「LTEに関わる交換機の不具合のため」としている。障害の詳細について同社広報部に確認したものの、「発表以上の内容はお答えできない」とした。

通信障害の影響は広範囲に

 通信障害は約5時間半にわたって発生し、広範囲に影響を及ぼした。東京消防庁では、ソフトバンク回線の一部で119番通報がかかりづらい状況のため「火災や救急等の緊急時は他社の固定電話または携帯電話から119番通報をするか、お近くの消防署に直接通報してください」と案内。

 また、佐川急便では、通信障害の影響で集荷依頼情報および再配達情報が担当セールスドライバーの専用端末に届かないという事象が発生。あわせて、セールスドライバーの携帯電話も使用不能になっていることから、連絡が取れない状況だったとしている。そのため、集荷・配達状況の詳細については、各担当営業所に問い合わせるよう呼びかけていた。

 モバイルネットワークの障害は、電子チケットにも影響を及ぼした。同日にZepp Nagoyaで公演のGLAYのファンクラブ会員限定ライブ「平成最後のGLAYとChrismas2018~SURVIVAL~」では、来場者にスマートフォンで会員用のQRコードを表示する必要があったものの、通信障害の影響で確認をスキップし、チケットのみで入場できる措置に変更した。

 さらに、香川でSEKAI NO OWARIが公演予定の「Fafrotskies」では、来場前にインターネット環境がつながる場所で、デジタルチケットやファンクラブのマイページのスクリーンショットを撮影した上で来場するように呼びかけた。

 スマートフォンを使ったキャッシュレス決済でも影響が出ており、ソフトバンクとヤフーが展開する「PayPay」では、ソフトバンクユーザーはサービス全般が利用できなくなっていた。モバイルネットワークでのデータ通信が必要なサービスは、通信障害が発生してしまうと全面的に使用できなくなるケースが多い。今後もこうした通信障害には注意する必要がありそうだ。

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