巨大なダム湖から遊覧船を“吊り上げて”撤去!「日本一高所の遊覧船」55年の歴史に幕 SNSでは惜しむ声
ダム湖から黒部ダムを見ることができる遊覧船でした。
黒部湖から遊覧船が撤去される様子が公開
関西電力グループの関電アメニックスは、黒部湖で運航していた遊覧船「ガルベ」を黒部湖から吊り上げたと発表。公式Xでその様子も公開しました。
同社は1969年から黒部湖で遊覧船の運航事業を開始。2代目の遊覧船は「ガルベ」の名称で親しまれました。黒部湖は満水時に湖面の標高が1448mとなり、「日本一高所の遊覧船」でもありました。
ただ、観光ニーズの多様化や団体旅行の減少などにより、乗船客数はピーク時(2000年代初頭)の半分以下にとどまっていたといいます。船の老朽化も進んでおり、11月10日をもって運航を終了し、55年の歴史の幕を下ろしました。
この投稿に対しSNSユーザーからは「ああ~黒部湖から離されていく、悲しい」「本当にもう終わりなんだなぁ。寂しい」「お疲れ様でした」といった声が寄せられています。
【画像】遊覧船「ガルベ」が黒部湖から撤去される様子
11/16 11:12
乗りものニュース