夜行バス「東日本の雄」19年目にして“さいたま乗り入れ” 4列シートで青森・弘前へ 弘南バス

ガチの競合がいますね。

さいたま新都心に乗り入れ「パンダ号」

 弘南バスは2024年10月18日、高速バス青森・弘前-東京線「パンダ号」の一部便で、12月1日出発分から「さいたま新都心バスターミナル」への乗り入れを開始すると発表しました。

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弘南バス「パンダ号」。1往復が新たにさいたま新都心へ乗り入れ(乗りものニュース編集部撮影)。

 さいたま新都心へ新たに乗り入れるのは、「パンダ号上野線」2往復のうちの1往復。東京行きはこれまで終点の上野駅前のみ停車していましたが、さいたま新都心を経由するようになります。東京行きの着時間は5時45分、青森行きの発時間は21時30分です。

 弘南バスは青森―東京間で1986年に「ノクターン号」の運行を開始した、東日本における長距離夜行バスのパイオニア的存在です。4列シートの「パンダ号」は2005年に運行を開始。近年同社は夜行バス路線の統合・整理を進めていましたが、さいたま市への乗り入れは今回が初です。

 これを記念し、12月1日から12日までの出発便について、大人片道3500円の特別運賃や記念品の進呈などを実施します。

 ちなみに、さいたま新都心バスターミナルには、同じく青森・弘前に発着する岩手県北バスの「MEX青森 MA01便」が乗り入れています。こちらはバスタ新宿発着ですが、今回の「パンダ号」の競合といえそうです。

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