東京に「レアなF-16戦闘機」飛来!“エラい人”が乗る機体!? 横田基地で地上展示も

垂直尾翼に注目!

在日米軍の「司令官指定機」が飛来

 在日米軍横田基地は2024年10月8日、アメリカ空軍のF-16「ファイティングファルコン」戦闘機が、在日米軍と第5空軍の指揮権交代式のために飛来したと発表。公式Xで画像も公開しました。

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F-16戦闘機(画像:写真AC)。

 同日は、在日米軍と第5空軍の指揮権をリッキー・ラップ中将からスティーブン・ジョスト中将に移譲する指揮権交代式が行われ、F-16やF-35戦闘機、P-8哨戒機が地上展示された模様です。なお、在日米軍司令官は第5空軍司令官も兼任します。
 
 飛来したF-16戦闘機には、「WW」というテイルコード(米軍機の垂直尾翼に付与される機体記号)が書かれています。「WW」は、敵防空網の制圧任務を担当する部隊である「ワイルドウィーゼル(凶暴なイタチ)」の頭文字で、青森県の三沢基地を拠点とする第35戦闘航空団に所属する機体であることを示します。
 
 また、「WW」の下に書かれている「5AF」は第5空軍(在日米軍)の司令官指定機であることを示しています。三沢基地には約40機のF-16戦闘機が配備されていますが、その中でも司令官クラスが搭乗することもあるレアな機体が飛来したようです。

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